【仕送りご飯】野菜のレシピ！栄養たっぷり麻婆豆腐とアレンジも

「食べ物を送ったら喜んでくれるかも」と思いつつも、「何を作ろうか」と迷ってしまうのが【仕送りご飯】かもしれませんね。一人暮らしを始めた子供や単身赴任の夫へ、産後に里帰り出来ない娘や高齢の親など、大切な人の食事は気になるものです。そんなときは冷凍の【仕送りご飯】がおすすめ。今回は野菜のレシピを紹介します。野菜の中でも不足しがちな根菜がたっぷり入った麻婆豆腐の素で、麻婆茄子と麻婆春雨も作ってみました。

【仕送りご飯】野菜たっぷり麻婆豆腐の素

根菜がたっぷり入った優しい味の麻婆豆腐は、保育園でも人気のレシピ。今でも麻婆豆腐を作るときは、未満児さんから年長さんまで、麻婆豆腐をご飯にかけて頬張って食べていた様子を想い出しながら作っています。冷凍の【仕送りご飯】レシピなので豆腐は後入れで。豆腐の水切りや、ごぼうに人参とネギのみじん切りの仕方も、参考までに紹介していきます。

野菜たっぷり麻婆豆腐の下ごしらえ

下準備

干し椎茸はたっぷりの水につけて一晩戻して、みじん切り。戻し汁はとっておく。

豆腐の水切り【レンジ】

レンジの場合、キッチンペーパーに包んだ豆腐を耐熱皿にのせ、ラップをせずに600wのレンジで2分30秒する。

さらにしっかり水切りしたい場合は、レンジで加熱後、調理までのあいだ重しをのせてもいいですね。

豆腐の水切り【鍋】

鍋にたっぷりの湯を沸かし、切った豆腐を入れて再び煮立ったら弱火で3分茹でる。

ザルにあけ、15分ほどおく。

人参のみじん切り

人参は5～6㎜の斜め薄切りにしてから、5～6㎜巾の棒状に切り、5～6㎜角切りにする。

ごぼうのみじん切り

人参と同じように、ごぼうも5～6㎜の斜め薄切りにし、5～6㎜の棒状に切ってから角切りにする。

ネギのみじん切り

ネギ1/2本は斜め5～6ミリに切り込みを入れ、上下を返し同様に切り込みを入れる。端から小口切りにするとみじん切りの出来上がり。

野菜たっぷり麻婆豆腐の素の作り方

①　ⓐの調味料を合わせてよく混ぜておく。

①　フライパンに油を入れ、ねぎ、生姜、にんにくを入れて弱火にかける。

②　香りがしてきたら豚ひき肉を加え中火にする。

③　ひき肉の色が変わったら、みじんに切った野菜を全部入れて炒める。

④　玉ねぎが透き通ってきたら、合わせておいた水と干ししいたけの戻し汁を合わせて６00gを入れて強めの中火にし、出てきたアクを取る。

合わせておいたⓐの調味料を入れてよく混ぜ、フタをして弱火で10分煮る。
中火にし、フツフツしてきたら水溶き片栗粉を少しずつ回し入れ、鍋底からかき混ぜる。とろみがついたら、仕上げにごま油を入れる。

野菜たっぷり麻婆豆腐のアレンジレシピ

麻婆豆腐の素ができたらアレンジレシピを作ります。

食べやすく切ってから多めの油で焼いたナスと、表示通りに茹でて水けを切った緑豆春雨（豆類の春雨）を用意します。

ジップロックや耐熱用の保存袋に、春雨・麻婆豆腐の素・ナスを入れ、麻婆豆腐の素をかけます。しっかりと口を閉じてから冷凍しますが、お好みでニラやネギを刻んで冷凍してもいいですね。

食べ切る目安の期間	冷凍保存で3週間以内
解凍方法／温め方	レンジまたは湯せん

温め方はレンジか湯せんで。また、半解凍でフライパンにあけ、溶かしながら温めてもいいですね。レンジで温めるときは、ワイヤー入りのタイは外します。耐熱の皿にのせ、ときどき上下を返しながら均一に温まるようにします。電子レンジのメリットは加熱時間の速さ。デメリットは加熱ムラができやすいこと。おすすめは湯せん。たっぷりの湯に入れて温めますが、袋は二重にしましょう。冷凍庫内で袋にキズがついている場合があります。

【仕送りご飯】野菜たっぷりレシピまとめ

当時、【仕送りご飯】初心者の筆者が、一人暮らしを始めたばかりの娘に送った食べ物は、パスタやコーンフレーク、米やふりかけに缶詰など。今にして思えば非常食でしたね。娘からのリクエストを参考に、少しづつ送る食べ物は変わっていきました。離れて暮らす大切な人への【仕送りご飯】。何を作ろうか悩みますよね。そんなときは聞いてみましょう。リクエストをメインに、いつものおかずを冷凍して送ってみてはいかがでしょう。きっと喜んでくれるはず。