新玉ねぎと新じゃがいもとは?特徴や栄養と人気のレシピも!

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新玉ねぎや新じゃがいもが店頭に並ぶようになると、春を感じてうれしくなります。新玉ねぎはというだけあって、みずみずしく甘みを感じますし、新じゃがいも水分が多いからでしょうか、モチっとした食感が特徴です。ところで、通常の(年中買える)玉ねぎやじゃがいもとの違いをご存知ですか?意外と知らないかも?新玉ねぎや新じゃがいもの違いや栄養と、人気のレシピも合わせて紹介していきます。

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新玉ねぎと新じゃがいもとは?

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新玉ねぎや新じゃがいもは、特別の品種なのかなと思われた方も多いのではないでしょうか?

新玉ねぎとは?

玉ねぎには、皮の色や大きさで「黄玉ねぎ」「白玉ねぎ」「赤玉ねぎ」「小玉ねぎ」4種類があります。
「新玉ねぎ]とは「黄玉ねぎ」「白玉ねぎ」を早く収穫し、すぐに出荷したものです。
ですから皮が薄く、みずみずしいのですね。

通年出回っている玉ねぎのほとんどは「黄玉ねぎ」です。
普通の玉ねぎは、保存性を高めるために収穫してから1か月ほど乾燥させるため薄皮が茶色なのです。

新じゃがいもとは?

新じゃがと通常のじゃがいもの違いは、収穫するタイミングです。通常のじゃがいもは、収穫してからいったん貯蔵して熟成させます。ですから水分が抜けてホクホクとした食感になるんですね。新じゃがいもは、通常のじゃがいもによりも水分が多ので、ホクホクというより、ねっとり感が特徴です。

新玉ねぎと新じゃがいもの旬や保存方法は?

さて、新玉ねぎと新じゃがいもの旬はいつなのでしょうか?玉ねぎもじゃが芋も、北海道のイメージが強いですよね。ところが新玉ねぎも新じゃがいも、収穫時期は南から北上していきます。

新玉ねぎの旬は春(3~5月ころ)

新玉ねぎの旬は3~5月と言われています。九州から北上していきます。早いところでは、11月から旬をむかえる新玉ねぎもありるので、正確には新玉ねぎの旬は11月から5か月間と言われています。

新玉ねぎの選び方のポイントと保存方法

表面にツヤがあり、持ってみて締まって重みのあるものを選びます。新玉ねぎは、水分が多く傷みやすいので、早めに食べるのがおすすめです。袋や箱から出して、風通しの良い所におきます。

新じゃがいもの旬は春先から初夏(3~6月ころ)

春先の3月ごろから九州など暖かい地方の新じゃがが出荷され始め、北上していき、6月ごろに関東、7~8月ごろに生産量トップの北海道産のものが出回ります。

新じゃがいもの選び方のポイントと保存方法

通常のじゃがいも芋と同じく、なるべく傷やシワのない表面がきれいなものを選びます。

新玉ねぎと新じゃがの栄養と効果効能

栄養効果の高い新玉ねぎと新じゃがの栄養素を見てみましょう。

新玉ねぎの栄養は?

ケルセチン‥ほとんどの生活習慣病の予防と改善
硫化アリル‥血液サラサラ効果◇硫化アリルは水溶性で水にさらすと流れ出てしまいます。
◇熱に弱い性質ですが、切ってからしばらく(15分~30分くらい)放置すると、●空気に触れて加熱に強くなります。

新じゃがいもの栄養は?

皮が薄く皮ごと食べれるので、皮の周りに多く含まれるビタミンなどの栄養素を丸ごと摂れるのが、新じゃがいもの魅力です。じゃがいもの主な成分はでんぷんです。カロリーが低く、食物繊維が豊富で、美肌効果の高いビタミンCが含まれているので、美容効果の高い野菜です。※新じゃがのビタミンCは通常のじゃがいもの約4倍!

他にも、余分な塩分を体外に排出し、血圧を下げる効果のあるカリウムも含まれています

新玉ねぎと新じゃがいもの栄養を活かしたレシピ

せっかくの栄養を上手く摂り入れたいですね。

新玉ねぎの効果的なレシピは?

新玉ねぎは甘みが強く辛みが少ないので、スライスしてサラダで食べる方が多いのでは?

サラダは、熱に弱い「硫化アリル」を効果的摂るには、おすすめの食べ方ですが、スライスして水にさらすと栄養成分が流れ出てしまいます。
さらさずに食べるのが一番ですが、辛さが気になるようでしたら、スライスしたあとしばらくそのまま置き、空気にさらすとマイルドになりますよ。

熱に弱い「硫化アリル」ですが、切ってから空気に触れると加熱に強くなるので、加熱調理の時は放置するといいですね。

レンジで加熱!簡単レシピ

新玉ねぎは通常の玉ねぎよりも柔らかいので、丸ごとレンジで加熱がおすすめです。新玉ねぎのお尻の部分に十字の切り込みを入れ、ラップで包んで5分加熱します。ポン酢やしょう油でどうぞ!新玉ねぎの甘さと柔かな食感を味わってみてはいかがでしょう。

新じゃがいもの効果的なレシピは?

熱に弱いと言われるビタミンCですが、じゃがいもに含まれるビタミンCはデンプンに包まれているので、加熱しても壊れにくいのが特長です。

皮付きのまま素揚げにして、塩をふったフライドポテトや、レンジで蒸してバターをのせてもいいですね。

他にも、お馴染みのカレーやシチューなど、幅広いレシピに使えます。通常のじゃがいもとの食感の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

レンジ使いで!新じゃがいもと新玉ねぎの簡単レシピ

新じゃがいもと新玉ねぎの明太マヨ焼き

レンジで加熱した新じゃがいもと生の新玉ねぎを明太まヨネーズで和え、チーズをのせて焼きました。
みじん切りの新玉ねぎの「シャキシャキ」がアクセントに!

新じゃがいもは、きれいに洗ってレンジで(竹串や楊枝がスッと通るくらい)加熱します。

新玉ねぎはみじん切りにします。

グラタン皿にマヨネーズを塗ります。

新じゃがいもを一口大に切ります。

明太子(たらこ)を薄皮からだし、ボールに入れ昆布茶(明太子1腹で小さじ1)とマヨネーズ加えて混ぜます。

マヨネーズを塗ったグラタン皿に入れ、とろけるチーズをかけ、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼きます。

新じゃがいもに火が通っているので、新玉ねぎのシャキシャキ感がのこるように短時間で焼きます。

まとめ

新玉ねぎと新じゃがいもは、特別な品種ではなく、収穫後すぐに出荷される、3~5か月間の「期間限定」の新鮮な野菜です。この時期ならでは、旬のおいしさをたっぷり味わってみませんか。

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