ミートソースの本格レシピをトマトとセロリで簡単に作る!アレンジも

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ミートソースは子供から大人まで人気メニューのひとつですよね。甘酸っぱいケチャップとひき肉に野菜たっぷりのミートソース。イタリアにはスパゲッティ・ミートソースという料理はなく、日本独特のメニューだそうです。

スイカ太郎
スイカ太郎

スパゲッティ・ナポリタンも横浜のホテルで誕生したそうだよ

スーパーのパスタソース売り場で「ボロネーゼ」という商品を見かけたことはありませんか?よく似たひき肉のパスタソースですが、大きな違いはトマトの量や味付け、ひき肉の焼き方とパスタの種類です。

アメリカに渡ったイタリア系の移民が故郷の味を懐かしんで作ったミートソースが戦後日本に伝ったといわれています。

日本で変化を遂げたミートソース、トマトとセロリを使って本格的なプロの味を再現してみました。また、ごぼうをみじん切りにして加え、栄養バランスと、べ応えもバッチリのミートソースの簡単な作り方と、アレンジレシピも紹介していきます。

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本格ミートソースの簡単レシピ!

これから紹介するレシピにはセロリを使います。セロリを加えることで本格的な深みのある味に仕上げてくれます。セロリが苦手な方でも大丈夫!きっと気にならないでしょう。

ミートソースの材料(作りやすい分量)
合びき肉(牛ひき肉でも) 300g(多少前後してもOK)
◇ 玉ねぎ 1個(約200g)みじん切り
◇ セロリ 1/2本(白い部分)みじん切り
◇ ごぼう 1/2本 みじん切り
◇ ローリエ 1~2枚
オリーブオイルなど 大さじ1
○ トマト水煮(カットタイプ) 1箱(388g)
○ にんにく(チューブ) ~5cmくらい
○ 塩・コショウ 少々
トマトケチャップ 100g(大さじ7弱)
とんかつソース 50g(大さじ3弱)
みりん 大さじ2
コンソメキューブ 1個
ごぼうのみじん切りの方法はコチラかを参考にしてください。
フグ太郎
フグ太郎

とんかつソース(中濃・ウスターソースも)大さじ1は約18gで、トマトケチャップは約15gだよ

【作り方】
① フライパンにオリーブオイルと◇を入れ弱めの中火で炒める。

② 玉ねぎが透き通ってきたらひき肉とニンニクを加え、色が変わるまで炒めて軽く塩・コショウをする。

ゲンゲ太郎
ゲンゲ太郎

肉や魚の匂い消しに使うローリエですが、長く煮込むと苦みが出るので煮込む前に取り出しましょう

③ トマトの水煮と●の調味料を加えるが、とんかつソースは半量入れる。

④ 弱めの中火で20~30分くらい(フタをしない)煮込む。※とんかつソースの残り1/2量は煮詰まってきてから味をみて加える。

ミートソースが出来上がりました。冷凍保存する場合は粗熱が取れたらジップロックのような保存袋に入れ冷めてから冷凍し、1ヶ月を目安に食べ切ります。

では、これからミートソースを使ったおすすめのレシピを紹介します。まずはスパゲッティナポリタンから。喫茶店やレストランで食べた懐かしい味を目指しました。

本格ミートソースのアレンジレシピ!ナポリタンの作り方

ご存知の方も多いかと思いますが、ナポリタンも同じく日本で創作された料理です。イタリア人はパスタを炒めることはないそうですよ。

ナポリタンに使うパスタはケッチャプがよく絡む太め(1.6mm)がおすすめです。2人分200gのパスタを、1%の塩分濃度のたっぷりの湯表示時間より1分長く茹でると、もっちりとした食感になるようです。

ひき肉とみじんに切った野菜たっぷりのミートソースを使うので、あまり具材を入れることはありませんが、お店のナポリタンっぽくしてみました。具材を入れなくても十分美味しいのでお好みでどうぞ!

フライパンにサラダ油大さじ1を入れ中火にかけ、玉ねぎの薄切り1/2個(100g~150g)の薄切りと短冊に切ったハム4~5枚、ピーマン1個、マッシュルームやしめじ適量を炒めます。玉ねぎがしんなりしたら弱火にし「ミートソース」をお玉1杯くらい加え麺と絡めます。

ミートソースにコクがあるので加えるのはケチャップだけ、好みの味に調えます。火を止めてから仕上げにコショウ少々とバター(あれば)大さじ1を入れるとしっとりします。

ナポリタンでお弁当の作り置きおかず!

多めに作ってお弁当用に冷凍しておきます。凍ったまま入れるので保冷にもなりますよ。

シリコンやアルミなどのカップにナポリタンを適量入れラップをする。金属のトレー(あれば)にのせ冷凍庫へ。

凍ったら保存袋に入れ空気を抜くように口を閉じ冷凍庫で保存。保存期間は1ヶ月ほど。

本格ミートソースのアレンジレシピ!オムライス弁当

作り置きのミートソースを使って簡単・時短オムライス弁当を作ります。

冷凍しておいたミートソースを使う分だけ取り出し(折る)解凍。

好みで具材を足し、温かいご飯と炒める。卵で巻いて出来上がり!

本格ミートソースのアレンジレシピ!餃子の皮でお手軽ラザニア

作り置きのミートソースと餃子の皮で作るお手軽なラザニアです。シート状のパスタ、ラザニアを使わないので正確にはラザニア風ですね。ホワイトソースは市販のものを使うとより簡単にできますが、レンジで作るホワイトソースの作り方もあわせて紹介します。

餃子の皮で作るお手軽ラザニアの材料(1~2人分)
餃子の皮 8枚
ミートソース 適量
ホワイトソース 適量
レンジで簡単!ホワイトソースの材料(2カップ分)
□ 牛乳 2カップ(400ml)
□ 小麦粉 30g
□ バター 40g
□ コンソメキューブ(砕く) 1/3個

【作り方】

① 耐熱容器に小麦粉とバターを入れ、レンジ(600w)で2分加熱し泡立て器で混ぜる。

② ①に牛乳200ccを少しずつ加え、よく混ぜる。

③ ②に砕いたコンソメキューブ1/3個を入れて混ぜ、ラップをかけずにレンジで加熱。耐熱容器の底で小麦粉が固まるので途中で取り出し混ぜる。

加熱時間は約5~7分、好みの硬さまで加熱する。(加熱時間はワット数によって違うので加減して下さい)
少しゆるいくらいがおすすめです。

【餃子の皮で作るお手軽ラザニアの作り方】

① 餃子の皮は、水にくぐらせ粉を落とす。

② 水気を切った皮を2枚重ねマヨネーズ(分量外)を塗ったグラタン皿に、ホワイトソース、餃子の皮、ミートソースと重ねる。(2回繰り返す)

③ とろけるチーズをのせ、200℃に余熱したオーブンで20分ほど焼いたら出来上がり!

トースターで焦げ目がつくまで短時間で焼くと、餃子の皮に火が通りません。トースターで焼くときは表面が焦げすぎないようにアルミホイルをかぶせます。

ラザニアでお弁当の作り置きおかず

ラザニアをシリコンのカップに入れて焼き、冷凍保存しておくとお弁当のおかずにも重宝しますよ。凍ったまま入れて自然解凍で美味しくいただけます。

本格ミートソースのアレンジレシピ!ミートソースとアスパラのタルト

パートプリゼ(練り込み生地)にミートソースと塩茹でしたアスパラをのせ、オーブンで焼くだけの簡単レシピです。手がかかりそうなパートプリゼですがフードプロセッサーにかけるだけ!

タルト生地の材料(18㎝タルト型1台分)
◇ 薄力粉 120g
◇ バター(有塩) 60g
◇ 溶き卵 20g
◇  30g
◇ 強力粉(打ち粉用)

【作り方】

① バターを1cmの角切り、卵黄と水を混ぜ、薄力粉を量る。材料をすべて冷蔵庫で冷やす。(夏場はフードプロセッサーも冷やす)

② フードプロセッサーに薄力粉とバターを入れフードプロセッサーにかける。

ゲンゲ太郎
ゲンゲ太郎

ポイントは混ぜすぎないこと、サクサク感がなくなります。多少粉が残っていても大丈夫!

③ 合わせた卵黄と水を入れ生地が固まってきたら取り出しひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。

④ 寝かせた生地に打ち粉(強力粉)をし、叩きながらめん棒で伸ばし3つ折りにする。(2回繰り返す)

⑤ 型よりも一回り大きくくなるようにめん棒で2~3mmの厚さに伸ばし型にのせる。

⑥ 型に押し付けながら生地を敷き込む。型からはみ出た生地をめん棒をころがしながら切り取る。

⑦ 焼いたときに生地が浮き上がらないようにフォークでピケする。冷蔵庫で1時間くらい生地を落ち着かせる。

⑧ 空焼きをする。200度に余熱したオーブンで10分焼く。取り出して表面に溶き卵を塗る。(生地の残り)

⑨ もう一度200℃のオーブンで15分焼く。冷めたら出来上がり。

ミートソースと熱湯でさっと塩茹でしたアスパラを詰め、マヨネーズをかけてオーブンやグリルで焦げ目がつくまで焼く。

まとめ

本格ミートソースの簡単レシピと作り置きのアレンジレシピを紹介しました。セロリを入れることでプロの味に近づけることが出来ます。子供も喜ぶマイルドな甘さですよ。作り置きのミートソースを使ったアレンジを楽しんでみませんか?

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