【娘に伝えたい】赤飯を蒸し器で!簡単な作り方のレシピと炊飯器との違いも

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photo by ゲンゲ太郎

おめでたい日に作りたいお赤飯を蒸し器で簡単に作るレシピです。炊飯器とは違い、蒸し器で作るとなると手間がかかりそうなイメージですが、ポイントをおさえれば意外と簡単に作れます。また、蒸し器と炊飯器で作ったときの違いと、小豆とささげの違いも合わせて紹介していきます。

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赤飯を蒸し器で簡単に作るレシピ

もち米3合(1合=150g)
小豆※1/3~1/2カップ
小豆のゆで汁+水=400㏄
ⓐ三温糖大さじ1(約9g)
ⓐ塩小さじ1(約5g)
ごま塩適量

小豆の分量は1/3カップだと仕上がりの色は薄めです。1/2カップの小豆をゆでて濃い煮汁をとり、残った小豆は柔らかく煮て他の料理に使っても。ゆでた小豆は冷凍出来るので、時間のある時に利用してみてはいかがでしょう。

【赤飯を蒸し器で作る】前日の下準備と用意するもの

蒸し布を用意する。

もち米は小豆のゆで汁で2時間以上つけておきたいので、前日または半日前から準備をしておくのがおすすめ。もち米をといでザルにあげておき、小豆をゆでて冷ましたゆで汁につておけば、翌朝は余裕をもって作れますよ。

もち米をとぐ(前日)

もち米はといでザルにあげておく。

小豆をゆでる

photo by ゲンゲ太郎

① 小豆は洗って鍋に入れ、水150㏄を加え中火にかける。沸騰したらザルにあける。

② もう一度鍋に入れ、水を400㏄加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし静かにゆでる。

フグ太郎
フグ太郎

強火で煮ると小豆の皮が割れて、見た目も縁起も悪いから気を付けよう

photo by ゲンゲ太郎
スイカ太郎
スイカ太郎

小豆は品質ゆで時間が変わるから、必ず食べて硬さを確認してね

フグ太郎
フグ太郎

小豆をゆでているとき、時どきかき混ぜるて空気に触れさせると、小豆のツヤがよくなるよ

小豆のゆで時間は一粒噛んでみて「食べられるけど少し硬いかな」が目安です。今回は約30分ゆでました。

小豆と煮汁を分ける

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③ 小豆とゆで汁を分け、ゆで汁に水を加えて400㏄にする

煮汁にもち米を浸す

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④ もち米をボールなどに入れ、③のゆで汁400㏄を加えて冷蔵庫で一晩おく。

【赤飯を蒸し器で作る】当日の作り方

photo by ゲンゲ太郎

① 前日につけておいた④のもち米とゆで汁を厚手の鍋にあけ、ⓐの砂糖と塩を加えて混ぜる。

もち米にゆで汁を吸わせる

photo by ゲンゲ太郎

② ①を強めの中火にかけ、煮立ってきたら木べら鍋底をはがすように、やさしく混ぜながら水分を全部もち米に吸わせる。

スイカ太郎
スイカ太郎

モチモチ&ネバネバにならないように静かに混ぜてね

蒸し器で蒸す

photo by ゲンゲ太郎

③ 蒸し器の鍋に半分強ほど湯を沸かす。

④ 蒸し器に濡らした蒸し布を敷き、②のもち米をあけて小豆をのせ、蒸し布で包むように覆う。

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⑤ 蒸し器の湯が沸騰したら④の鍋を重ね、フタをして強火で30分ほど蒸す。

硬さをみる

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⑥ 30分経ったら食べてみる。少し硬いようならあと2~3分蒸す。

photo by ゲンゲ太郎

蒸し上がったら、さっくり混ぜながら器に移す。

【赤飯レシピ】蒸し器と炊飯器の違いは?

赤飯を作るときに、【蒸し器】か【炊飯器】で作るか、迷ったことはありませんか?他にも【レンジ】や【圧力鍋】に【土鍋】で作る事もできますが、ここでは【炊飯器】と【蒸し器】で作った時の違いについて紹介していきます。炊飯器の種類にもよりますが、もち米の吸水率は約35%うるち米は約20%なので、炊飯器では水加減が難しい場合があります。打ち水で加減できる蒸し器の方が失敗は少ないかもしれません。

赤飯レシピ【蒸し器】VS.【炊飯器】味の違い

赤飯コース搭載機種の炊飯器でしたら、もち米100%でも蒸し器と変わりなく炊けるそうです。残念ながら筆者の炊飯器には無い機能なので、なんとも言えません。ただ一般的に炊飯器は柔らかめの仕上がりになるようです。でもそれはそれで美味しいですけどね。

【小豆】と【ささげ】どっち?

photo by ゲンゲ太郎

赤飯を作るとき、小豆ではなく【ささげ】と書いてあるレシピを見たことはありませんか?見た目や味わいがよく似ていますが、少しくすんだ色をしている【ささげ】と比べ、小豆は色が明るめでツヤがあります。また、お祝いの席でいただくお赤飯には、小豆よりも割れにくい【ささげ】を使うようになったとか。とくに関東地方では、皮の割れた小豆は切腹をイメージするため、【ささげ】を使って縁起を担いだともいわれています。今回紹介した小豆を使った赤飯のレシピは小豆を弱火で静かにゆでることで、割れにくく仕上げています。

まとめ

お赤飯の優しい色。古くから小豆の赤い色は邪気を払うと考えられていたそうです。また還暦のお祝いに赤色のプレゼントを贈りますが、赤は不老長寿を象徴する色でもありました。古くからお祝い事の席で振舞われてきたお赤飯。オンラインでも簡単に買えますが、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょう。

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