Photo by ゲンゲ太郎
韓国風お好み焼きともいわれるチヂミ。地方によって違いはあるそうですが、一般的にはお好み焼きより薄く、外側はパリッ、中はもちっとした食感でタレにつけて食べます。最近ではチヂミ粉としてスーパーなどで買うことができるので、作ったことのある人も多いのではないでしょうか?
Photo by ゲンゲ太郎
これから紹介するチヂミは、小麦粉と片栗粉を合わせたものと、てんぷら粉を使います。また、じゃがいもを生地に加えたレシピも紹介します。じゃが芋を入れるとモチっとした食感がup!しかもヘルシーですよね。中に入れる具は身近な食材を使っています。
チヂミの簡単本格レシピ!ネギの青い部分を使って
Photo by ゲンゲ太郎
チヂミに入れる具の野菜はニラが一般的ですが、アレンジは自在。これから紹介するレシピは、ネギ好きはもちろん、ネギの青い部分の大量消費にもおすすめです。粉はてんぷら粉を使用。トッピングの天かすのカリカリ食感は子供にも人気のチヂミです。具にはカニカマと姫ひじきを入れました。
ネギの青い部分にはカロテンやカルシウム、ビタミンCがたっぷり!捨てずに食べたいですね
ネギやニンニク、玉ねぎのツンとくる匂いはアリシンという成分で免疫力を高めてくれるよ!切ってから15分くらいおくとアリシンが増えるんだって
天ぷら粉 30g
水 30g
卵 1個
A ネギ(青い部分1本分を小口切り)50g
A カニカマ(細かくさく)適量
A 姫ひじき(乾燥)さっと水洗い 14g
天かす 適量
白髪ねぎ 適量
紅しょうが 適量
【作り方】
Photo by ゲンゲ太郎
① 姫ひじきは目の細かいザルに入れ軽く洗っておきます。(野菜を切っている間に戻りますよ。)
Photo by ゲンゲ太郎
② ボールに天ぷら粉と水を入れ軽く混ぜ、Aを加えさっくりと混ぜます。
Photo by ゲンゲ太郎
③ フライパンにごま油小さじ1を入れ弱めの中火にかけ②を入れます。生地の真ん中をくぼませ卵を割り入れ天かすをのせます。
Photo by ゲンゲ太郎
④ 2~3分ほどそのまま焼き、裏を返して軽く押さえ天かすを寄せながら形をととのえます。(天かすを入れるので油は控えめです。)
Photo by ゲンゲ太郎
⑤ 弱火にして上下を返し押さえながら表面をカリッと焼きます。
チヂミを美味しく焼くポイントは押さえつけながら焼くことだよ
Photo by ゲンゲ太郎
⑥ 皿にとり、好みで白髪ねぎと紅しょうがをのせます。
Photo by ゲンゲ太郎
カリッとした食感でネギの青い部分とひじきが美味しいチヂミの出来上がりです。
チヂミの簡単本格的なたれ
Photo by ゲンゲ太郎
本格的なチヂミのたれは家庭にある調味料で簡単に作れます。チヂミのレシピが家庭によって違うように、たれもベースになる調味料を参考にアレンジしてお気に入りの味を探してみませんか?
A しょうゆ 大さじ1
A 酢 大さじ1
A はちみつ又は砂糖 小さじ1
A ごま油 小さじ1/2
A 白いりごま 小さじ1
B おろしニンニク
B 刻みネギ
B 韓国唐辛子または一味
B コチュジャン
Aはベースになる調味料です。Bは好みで加えてください。
チヂミにマヨネーズとコチュジャンを混ぜて作るタレをつけてもおいしいよ
チヂミの簡単本格レシピ!小松菜を使って
Photo by ゲンゲ太郎
チヂミ1枚に小松菜を1/2把入れました。あくの少ない小松菜ですから、生のまま刻んで生地に入れます。チーズをたっぷりのせて弱火でじっくり焼き上げます。
小麦粉 50g
片栗粉 50g
水 60~70g
小松菜(1/2把)125g前後
とろけるチーズ 50g
ちくわ 1本(タテ半分に切り5mm幅に切る)
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
卵 2個
ごま油 大さじ1
【作り方】
Photo by ゲンゲ太郎
① 小松菜は洗って水けを切り細かく刻みます。ボールに小麦粉と片栗粉を入れ泡立て器などで混ぜ水と鶏ガラスープを加え、粉っぽさがなくなる程度にさっくりと混ぜます。
Photo by ゲンゲ太郎
② フライパンにごま油大さじ1を入れ弱めの中火にかけます。①に刻んだ小松菜を加え軽く混ぜフライパンに流し入れます。
Photo by ゲンゲ太郎
生地の真ん中をくぼませ卵を割り入れチーズをのせます。
裏返すタイミングは、弱めの中火で焼き中央部分が半透明になってきてからだよ
Photo by ゲンゲ太郎
③ 生地の裏を返し、押さえながらチーズがこんがりするまでそのまま。
Photo by ゲンゲ太郎
周りがカリッとするまで焼きます。
チヂミの簡単本格レシピ!ほうれん草を使って
Photo by ゲンゲ太郎
小松菜のチヂミのレシピの小松菜を茹でたほうれん草に替えました。小松菜より柔らかいので年配の方や小さな子供にも食べやすいチヂミです。
Photo by ゲンゲ太郎
チヂミの簡単本格レシピ!豆もやしを使って
Photo by ゲンゲ太郎
ナムルでも人気の豆もやしを入れたチヂミです。豆もやしは生のまま刻んで使いますが、蒸し焼きにするので大豆は柔らかくなりますよ。
家計お助け食材としても人気のもやしには3種類あります。一般的な「緑豆もやし」、やや細い「ブラックマッペもやし」、そして、大豆がついたままの「大豆もやし」。大豆もやしには「大豆イソフラボン」や「GABA」、食物繊維などが多く含まれているので、とくに女性にうれしい食材ですね
・小麦粉 50g
・片栗粉 50g
・水(あればキムチの汁を加える) 130g
・鶏ガラスープの素 小さじ1
豆もやし 1袋(200g)
白菜キムチ(ざく切り) 100g
ちくわ(たて半分に切って5mm幅)
ニラ(小口切り、飾り用) 1/2束
卵 2個
ごま油 適量
【作り方】
Photo by ゲンゲ太郎
① 豆もやしを食べやすく切ります。
Photo by ゲンゲ太郎
新鮮な豆もやしでしたら洗わず、袋をきれいに洗って袋の上からザクザクと食べやすく切ります。(袋が切れ、もやしへの混入を防ぐため同じところを切らないようにします)
Photo by ゲンゲ太郎
② ボールに小麦粉と片栗粉、鶏ガラスープの素小さじ1を入れ混ぜます。水(あればキムチの汁)を加え粉っぽさがなくなるまで(こねないように)サックリ混ぜます。
Photo by ゲンゲ太郎
③ フライパンに油大さじ1入れ中火にかけます。②の半量を(あまり広げないように)入れます。
Photo by ゲンゲ太郎
④ 弱火にしフタをして5~6分蒸し焼きにします。(豆もやしの豆の大きさにもよりますが、ここで火を通します)
Photo by ゲンゲ太郎
⑤ フタをとり、刻んだニラと卵をのせ飾りのニラをのせます。
Photo by ゲンゲ太郎
⑥ 裏を返しフライ返しで押さえながら生地を広げます。軽く焼いたら(ニラの色が鮮やかなうちに)返します。
Photo by ゲンゲ太郎
⑦ ごま油を回しかけカリッと焼き上げます。
Photo by ゲンゲ太郎
食べやすい大きさに切り、好みのたれをつけていただきます。
チヂミの簡単本格レシピ!じゃがいもを使って
Photo by ゲンゲ太郎
モチっとした食感が人気のじゃがいものチヂミです。好みの食材でアレンジできるチヂミ。今回は長芋も入れてみました。加熱するとホクッとした食感になる長芋。よりヘルシーなチヂミになりましたよ。
じゃがいも 2個(正味300g)
人参(千切り) 20g
ちくわ(薄切り) 2本
長いも(千切り) 適量
ニラやネギなど 適量
a 片栗粉片栗粉 大さじ6(約54g)
a 薄力粉 大さじ4(約36g)
a 溶き卵 2個
a 鶏ガラスープの素 小さじ2
ごま油 適量
【作り方】
① じゃがいもは皮つきのまま洗い、専用の容器に入れ加熱します。(100円ショップで購入した「温野菜」を使いました)
② 熱いうちに皮をむき(やけどに注意)、ボールに入れつぶします。
Photo by ゲンゲ太郎
③ ②にaを入れ軽く混ぜ、人参とちくわ、長芋を加えさっくりと混ぜ合わせます。
Photo by ゲンゲ太郎
④ 弱めの中火に熱したフライパンにごま油大さじ1を入れます。③の1/2量入れ3分くらい焼き(生地の中央部分が半透明になってきたら)裏を返します。
Photo by ゲンゲ太郎
⑤ ごま油を回しかけカリッと焼き上げます。
チヂミレシピまとめ
チヂミはメインやおかず、おつまみやおやつにもなる人気のレシピですよね。美味しく作るポイントさえわかれば、あとはいろいろアレンジ自在。手作りのたれと一緒にオリジナルを楽しんでみませんか?参考にしていただければ幸いです。
コメント