今回紹介する【仕送りご飯】におすすめの食べ物はグラタン。おすすめのポイントは2つ。たっぷりのほうれん草に、味付きのホワイトソースの組み合わせはクセになる美味しさです。もう一つのおすすめは器。クッキングシートで折った箱にグラタンを入れるので、そのままレンジやオーブンで加熱でき、洗う手間はありません。また、ダマにならないホワイトソースの作り方も合わせて紹介していきます。
【仕送りご飯】におすすめ!クッキングシートの箱でグラタン
表面にシリコンやテフロンがコーティングされているのでので、食材が張り付きにくく、電子レンジやオーブンにも使える便利なクッキングシート。お菓子作りや調理の落とし蓋などに使いますが、その特性を活かして器になる箱を折ります。
クッキングシートの箱の折り方
耐熱性(250℃)があり、水蒸気を透過させ液体の水や油を通しにくい構造のクッキングシートは立派な器になります(使い捨てですけどね)。洗い物が減るので屋外での調理にもおすすめ。
ダマにならない!ホワイトソースの作り方
① フライパンにバターを入れ弱火でゆっくり溶かし、薄力粉を加えヘラで混ぜながらじっくり炒める。気泡が出てきたら火からおろし濡れ布巾にのせて冷ます。
フツフツと気泡がわいてくるまで弱火でじっくり炒めてね
グラタンの美味しさの決め手はホワイトソース。手作りのホワイトソースの味はまた格別ですよね。けれど、「ダマになるかも」、「焦げ付くかも」と敬遠してしまうこともあるかも。でも、ルウを冷ましてから牛乳を加え、よく混ぜることで、ダマにならないホワイトソースになります。
バターと小麦粉を炒めてルウができたら、フライパンを塗れ布巾にのせて冷ましてから牛乳を加えましょう
フライパン一つで作る!ほうれん草のグラタンの作り方
ホワイトソースの材料(3~4人分)
薄力粉 | 50g |
バター | 50g |
牛乳 | 800cc |
コンソメスープ(キューブ) | 1/2個(砕く) |
みりん | 小さじ2 |
昆布茶 | 小さじ1/2 |
ほうれん草のグラタンの材料(3~4人分)
ほうれん草 | 2把 |
マカロニ | 150g |
えび | 12尾 |
玉ねぎ | 1/2個(約100g) |
乾燥パン粉(細目) | 大さじ3(約9g) |
米油 | 大さじ1(約14g) |
美味しく作るポイントはホワイトソースの黄金比と火加減だよ。弱火をキープしてね
美味しいホワイトソースの黄金比は、バター:薄力粉:牛乳=1:1:10だそうですが、これから紹介する我が家のホワイトソースは、とろりユルめの仕上がりで味付きです。たっぷりのほうれん草によく合います。今回はえびを入れましたが、お好みの具材でどうぞ。
下準備
① ほうれん草はたっぷりの熱湯でさっとゆでて冷水にとり、ザルにあげておく。3cmの長さに切って水気を切る。
② マカロニはたっぷりの湯で表示通りにゆでてザルにあげ水気を切る。
③ 玉ねぎは薄切り。エリンギは食べやすく切る。
作り方
① フライパンに米油とパン粉を入れ弱火で炒め、きつね色になったら皿にとる。(焦げないように気を付ける)
② ①のフライパンを軽く拭き、バター(ホワイトソースの材料)を入れて弱火にかける。玉ねぎとエリンギを入れて炒め、玉ねぎが透き通ったら薄力粉を加える。ヘラで混ぜ返しながらじっくり(5分くらい)炒めて火からおろし濡れふきんの上にのせる。
③ ②のフライパンがある程度冷めたら、牛乳を少しずつ加えてのばす。再び弱火にかけて混ぜながらとろみをつける。沸騰し、とろみがついたら火を止める。
④ 用意しておいた具材を加え混ぜ合わせる。
⑤ クッキングシートの箱に入れ①のパン粉をかける。粗熱が取れたらラップをピッタリとかけ、保存袋に入れる。金属トレーにのせて急速冷凍する。
冷凍グラタンの保存と食べ方
冷凍のグラタンは2週間を目安に食べ切ります。食べるときは冷蔵庫で解凍してからレンジで温めるか、オーブンやトースターで焼きますが、焦げないように気を付けてくださいね。
まとめ
小さな子供から年配の方まで幅広い世代に人気のグラタン。味の決め手になるホワイトソースはグラタンなどのオーブン料理の他にも肉や魚にかけたり様々な使い方ができます。ダマにならない作り方を参考にしていただければと思います。また、クッキングシートで作る箱は、洗い物の手間が省けるので、仕送りご飯の他に、時短調理やアウトドアにもおすすめです。
コメント