戸棚で見つけた桜の塩漬け。福袋に入っていたのか、貰ったのか忘れましたが、消費期限がせまっています。さて、どうしたものか。ひらめいたのは「桜あんぱん」。時期的にもピッタリです。ポリ袋に材料を入れてこねるので手を汚さずに作れます。生地には米粉と、【ホエー(乳清)】を加え、もちふわの食感を楽しめるはず。
ポリ袋でパン作り!桜あんぱん卵なしでふわふわ手ごねの簡単レシピ
私はパン作りに、水のではなく【ホエイ(乳清)】を使います。冷蔵庫に 【水切りヨーグルト】を常備しているので、【ホエイ(乳清)】の使い道に困っていたところ、パン生地に入れてみたらフワッとした食感になったので、それからはホエイを入れるようになりました。
桜あんぱんの材料(12個分)
強力粉 | 300g |
米粉 | 100g |
ⓐ【ホエー(乳清)】または水 | ※約169g |
ⓑ豆乳または牛乳 | ※ⓐⓑ合わせて300g |
三砂糖 | 大さじ2(約18g) |
インスタント・ドライイースト | 5g |
天然塩 | 6g |
有塩バター | 20g |
粒あん | 300g |
桜花の塩漬け | 一瓶 |
塗り卵(溶きほぐす ) | 適量 |
※ ヨーグルト1パック(400g)で、ホエイは約169gできます。豆乳(牛乳)と合わせて300gにします。
桜あんぱんの作り方
① 丈夫な保存袋に、強力粉と米粉を入れる。その上に砂糖を加え、ドライイーストをのせ、塩は離してのせる。(砂糖はイーストの栄養になって発酵を助けるが、塩はイースト菌の働きを妨げる)
② 粉の上の砂糖とドライイーストを指で軽く混ぜてから、空気を入れるように袋の口を握り振り混ぜる。
③ ⓐⓑ(ホエーまたは水、豆乳または牛乳)を合わせて、30度くらいに温め、②に入れる。
④ 粉っぽさがなくなるまで混ざったらバターを入れ、20分もむようにこねる。袋にくっついた生地をときどきはがす。
⑤ 20分こねたら一次発酵。発酵の方法はいろいろありますが、オーブンの発酵機能30度くらいで50~60分、生地が2倍になるまで発酵させる。※時間は目安です。生地が約1.5倍になったら発酵完了!
時間があれば冷蔵庫で一晩低温発酵もおすすめ。ゆっくり発酵させることでパンがよりおいしくなります。発酵のあとの作業は同じです。
今回は、冷蔵庫で一晩低温発酵させました。
⑥ 桜の花の塩漬けは、水を入れたボウルで塩をふり落とす。
ボウルの水を替え、桜の花を入れ1時間ほど塩抜きをする。
⑦ ⑥をキッチンペーパーにのせ、水気を除いておく。
一晩冷蔵庫で低温発酵させたパン生地。
⑧ 保存袋の端をキッチンバサミで切り開く。※袋に生地がついているので包丁やカードなどに打ち粉(強力粉)をつけてながら優しくはがす。(ムリにはがすと生地がいたんでふくらみが悪くなる)
生地をひとまとめにする。
⑨ 生地の重さを量り、12等分にする。(手でちぎらないよう、包丁やカートで切る)
12等分した生地を丸めながら、(乾燥を防ぐため)清潔な濡れ布きんを生地にかけ20分休ませる。(ベンチタイム)
⑩ ベンチタイムの間に、粒あんを12等分(25g×12)にする。
⑪ 丸めた生地の閉じ目を下にして、綿棒などで丸く広げる。(10㎝くらい)
真ん中にあんをのせる。
⑫ 生地の上下
左右
斜めから
あんを包んでとじる。
閉じ目を下にして、濡れ布巾を上にのせて生地を軽く押さえる。
真ん中にくぼみを作り桜の花の塩漬けをのせる。
クッキングシートを敷いた天板に並べる。
霧吹きで水をかけ二次発酵。(35~40℃で30分くらい)
約1.5倍の大きさになったら、塗り卵(溶き卵)を塗る。
170℃に予熱したオーブンで約20分焼く。
パンの保存方法
翌日までなら、ラップに包んで冷蔵庫で保存。
食べ切れない分は、ジップロックなどの保存袋に入れ冷凍庫へ。
約1か月を目安に食べる。
ポリ袋でパン作り!桜あんぱんレシピまとめ
思いがけず季節のパンを作ることができました。ポリ袋で作るパンは、手が汚れないので小さな子供がいても、気楽にパン作りが楽しめると思います。安心安全な手作りパンをぜひお試しください。
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