【仕送りご飯】のおかずに、冷凍のほっけで作る照り焼きと竜田揚げを加えてみました。一人暮らしの食事は肉料理に偏りがち。娘に送る【仕送りご飯】に魚のメニューを増やすことで我が家の献立もバラエティー豊かになりました。面倒なイメージの魚料理も下処理済みの冷凍魚を使うので調理は簡単。冷凍と解凍のポイントも合わせて紹介していきます。また、今回は使った魚はほっけでしたが、サバなどの切り身でも作り方は同じです。
冷凍のほっけレシピ!黄金比のタレで絶品照り焼き
ご飯との相性抜群の照り焼き。下処理済みほっけを黄金比のタレで絡める簡単調理です。ポイントは下味。下味といっても味付けのためではありません。酒と醤油としょうが汁につけておくことで生臭みや余分な水分が出て、魚の旨味が凝縮します。
照り焼き【黄金比のタレ】
◆醤油 | 大さじ2 |
◆日本酒 | 大さじ2 |
◆みりん | 大さじ2 |
◆砂糖 | 大さじ1 |
照り焼き【黄金比のタレ】の割合は、醤油:酒:みりん:砂糖=2:2:2:1
このタレは、魚の他に鶏肉や豚肉にも応用できますよ。
ホッケの照り焼きの材料と作り方
冷凍ほっけ切り身(※) | 240g |
ⓐ醤油 | 大さじ1 |
ⓐ日本酒 | 大さじ1 |
ⓐ生姜しぼり汁 | 小さじ1 |
◆醤油 | 大さじ2 |
◆日本酒 | 大さじ2 |
◆みりん | 大さじ2 |
◆砂糖 | 大さじ1 |
薄力粉 | 適量 |
米油 | 大さじ1 |
※ 冷凍のホッケは冷蔵庫で半解凍しておく
※ ◆の調味料を合わせておく
① ほっけをボウルやポリ袋などに入れ、ⓐを加えて混ぜ合わせ冷蔵庫でで1時間ほどおく。
✔ 途中で混ぜ合わせる。
② キッチンペーパーで①の汁気をとる。
③ ②の全体に小麦粉を薄くふる。
✔ 粉を薄くまぶすことで、タレにとろみがつく。
④ フライパンに油を入れ中火にかける。③の皮目を下にして入れ、こんがりと焼き目をつけてから返して火を止める。
✔ 魚の中心まで火を通す必要なし。焼き目も味のうち。こんがりと焼き色を付ける。
⑤ ④に、合わせておいた◆の調味料を回しかけてから中火にかける。タレの気泡が大きくなったらフライパンを傾けて、両面にタレをからめて火を止める。
⑥ 粗熱が取れたらジップロックなどの保存袋に入れ、空気を抜くように口を閉じる。金属トレーにのせ急速冷凍する。
✔ 食べるときは冷蔵庫で自然解凍し、レンジで加熱する
✔ 冷凍保存で3週間目安に食べる。
冷凍のほっけレシピ!竜田揚げ
サクッと揚がった竜田揚げは、ご飯のおかずにはもちろん、おつまみにもぴったり。面倒くさいイメージの魚料理も、下ごしらえ済みの冷凍魚を使うので簡単に調理できますよ。
ホッケの竜田揚げの材料とレシピ
冷凍ほっけ切り身(※1) | 480g |
◆日本酒 | 大さじ2(約30g) |
◆醤油 | 大さじ2(約36g) |
◆生姜のすりおろし(※2) | 1/2片(約8g) |
片栗粉 | 適量 |
※1 冷凍のホッケは冷蔵庫で半解凍しておく
※2 生姜はすりおろしではなくしぼり汁でも、お好みでどうぞ。
① ほっけをボウルやポリ袋などに入れ、ⓐを加えて混ぜ合わせ冷蔵庫でで1時間ほどおく。
② 切った汁気をとった①に片栗粉をまぶす。
③ 揚げ油を170℃に加熱。余分な粉を落としながら3分ほど揚げる
④ カラッと揚がったらキッチンペーパーを敷いた網にのせて油を切る。
揚げ物の冷凍方法
広げたラップの上とキッチンペーパーの上に竜田揚げをのせ、さらにキッチンペーパーをかぶせて包む。ジップロックなどの保存袋に入れ、空気を抜くように口を閉じる。
冷凍した揚げ物を送っても美味しく食べらないのでは?と思われるかもしれませんね。でも大丈夫です。冷蔵庫で解凍した揚げ物をオーブントースターやオーブンで加熱するとカラッと温めることができます。
【仕送りご飯】に魚のメニューも
一人暮らしでは魚を調理する機会は少ないかもしれませんね。手間のかかるイメージの魚料理ですが、冷凍の切り身を使えば調理は簡単。捕れたての新鮮な魚を下処理して冷凍しているので鮮度は抜群です。魚の煮物や揚げ物はスーパーやお惣菜屋さんで買えますが、コロッケなどの惣菜と比べると価格は高め。とはいえ、バランスよく栄養を摂りたいものです。普段のおかずを送る【仕送りご飯】に魚のメニューを加えてみてはいかがでしょう。
コメント